ニュース・新聞掲載記事

「 スキーを楽しむキルギス人たち」岩手日報No.351

 首都のビシュケク市内からも冠雪した標高4000m級の山々が連なって見え、時には氷点下20度まで下がるという本格的な冬を迎える中央アジアのキルギス共和国。日本でも冬のスポーツといえば、スキーかスケートで、今でこそ国内のス...

「キルギス共和国と気候変動」岩手日報No.340

 キルギス共和国(もしくはキルギスタン)と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるのだろうか? シルクロード、天山山脈、遊牧民あたりかもしれない。キルギス共和国は、北海道とほぼ同じくらいの人口(約560万人)だが、国土は日本の半...

「オランダ・アムステルダムで、帆船が集まるイベントが開催」岩手日報No.330

 アムステルダム帆船祭り(セイル・アムステルダム)は、世界各地の船がアムステルダムに集う世界最大規模の帆船のお祭りだ。1975年にアムステルダム市700周年を記念して行われ、以来5年おきに開催されており、9回目を迎える今...

「ツールドフランス」岩手日報No.321

 7月4日。自転車ロードレースの最高峰、ツールドフランスが開幕した。毎年スタートの都市が異なり、今年は私が住むオランダのユトレヒト市だった。  オリンピックの開催都市がこんな雰囲気なのかもしれないと思った2日間だった。ユ...

「フェアトレードタウン」岩手日報No.303

 フェアトレードタウンと聞いてピンと来る人はいまだ少ないであろう。一言でいえば、市民、行政、企業、小売店、学校など街全体でフェアトレードを応援する自治体のことを指す。行政、企業・商店、市民団体などが一体となって、フェアト...

「ツール・ド・フランス」岩手日報No.296

 オランダでは自転車は生活の足として人気があるだけではなく、スポーツとしても人気がある。週末の自転車専用道路はヘルメットをかぶり、自転車専用ユニホームを着込んで風のように横をすり抜けていくグループを多く見かける。こちらが...

「オランダの少年サッカー」岩手日報No.286

 今年ブラジルで開催されたサッカーのワールドカップで3位となったオランダは、昔からサッカーとスケートが盛んな国で、プロサッカーリーグでは、日本からも小野伸二や本田圭佑らが選手として活躍し、国際的にもレベルの高いチームがい...

「オランダの自転車交通」岩手日報No.276

 約3年間過ごした南米ペルーの首都リマでの主な交通手段は、長距離はともかく短距離であってもタクシーやバスなどの自動車であった。個人的には通勤や買い物に時々自転車を使っていたが、自転車の立場を理解しない運転手のマナーの悪さ...

「オランダのごみ事情」岩手日報No.271

 ブラジルで開催中のサッカーワールドカップ(W杯)にて、日本サポーターが試合後に自発的に行ったごみ清掃が世界中の話題になったことが記憶に新しい。どこで生活をする上でも切り離せないのが、毎日出るごみ。約6年ぶりのオランダ生...

「ABACOファンド」岩手日報No.264

 南米ペルーをはじめ、開発途上国の援助協力に取り組んでしばらくになる。ペルーでは森林保全への投資を環境省とともに、この2年間取り組んできていた。  本来投資とは、投資先の成長を期待して資金を投じる応援の意味もあり、単にも...