ボツワナ種子センター4名の研修報告発表会(ケニア森林研究所にて)

2024年1月26日

ボツワナからの研修員受け入れ

 アフリカ南部のボツワナは、日本人にはあまり馴染みの無い国かもしれません。旧宗主国はドイツでカラハリ砂漠があり、ダイアモンドなどの地下資源に恵まれている国で、実はJICA事業や協力隊員派遣も行われており、森林分野でもこれまでいろんな事業が実施されてきています。その一つが、「マスタープラン策定を通じた森林・草原資源の保全と持続可能な利用のための能力強化プロジェクト」[1]で、カウンターパート4名(ウチ女性1名)が、林木育種分野での研修のため、ケニア森林研究所(KEFRI)で1月初旬から3週間の予定で苗畑管理や長根苗育成、現場視察(キツイ郡等)に取り組んできました。ケニア側はそれぞれの専門研究者が部門別に丁寧に接してくれたようで、研修修了式(1月26日)に会った時はとても満足気に感想の述べてくれていたのが印象的でした。ボツワナはケニアよりも乾燥地が多く、植林を推進するのも一苦労で、特に放牧されている家畜対策に苦心しているとのこと。いつか訪問してみたい国の一つです。