ペルー編

「ABACOファンド」岩手日報No.264

 南米ペルーをはじめ、開発途上国の援助協力に取り組んでしばらくになる。ペルーでは森林保全への投資を環境省とともに、この2年間取り組んできていた。  本来投資とは、投資先の成長を期待して資金を投じる応援の意味もあり、単にも...

「チョコレート」岩手日報No.233

  チョコレートが嫌いな人は少ないだろう。チョコレートの材料となるカカオは、熱帯に生息する木の実で、その多くは西アフリカ(象牙海岸やガーナなど)で栽培されている。  南米もエクアドルやブラジル、ベネズエラが有名...

「KLM」岩手日報No.217

 私は現在ペルーの首都・リマに住んでいるが、オランダは延べ3回、計約7年間暮らして、妻もオランダ人であるなど「第二の故郷」とも呼べる国だ。皇太子ご夫妻が先ごろ、オランダの首都アムステルダムで開かれた新国王即位式に参列した...

「防災センター」岩手日報No.198

 南米のペルーは日本と同様、環太平洋地震帯に位置し、地震や津波の多発国だ。これらの災害は社会や経済の発展に大きな障害となっている。  1970年、ペルー中部の沖合で大地震が発生し、約7万人が亡くなった。その直後日本政府は...

「食の祭典」岩手日報No.187

 車を所有していないこともあり、移動にタクシーを使うことが多い。タクシーに乗ると良く聞かれるのが、「どこの出身だ」ということと、「ペルーの料理は好きか、何が美味しかったか」ということ。職場でも食べ物の話が始まると、お国自...

「カフェ」岩手日報No.176

 5月中旬に世界遺産の一つであるペルー南東部のアンデス山脈にあるクスコ州マチュピチュを訪れた。州都のクスコ市をはじめとして、インカ帝国の中枢をなした遺跡や村々が残っているのが、インカの聖なる谷と呼ばれる盆地で周辺を500...

「日系人社会 ペルー」岩手日報No.153

 昨年11月、3年間勤務したワシントンを離れ、国際協力機構(JICA)の仕事で、南米ペルーで働いている。  着任し3カ月がたとうとしているが、距離的には離れているものの日本を身近に感じる毎日だ。首都リマでタクシーに乗ると...