サイザル麻の籠を編む女性グループ

2022年4月5日

 今年1月中旬にケニア東部のキツイ郡をJICAケニア所長と訪問した際に、地元で収穫されたサイザル麻を使っていろんな大きさやデザインの籠を編む女性グループに出会いました。我々がコミュニティ苗畑を視察した際に隅っこの方に座って手を動かしながら我々のグループ紹介を聞いていたのでした。そうしたら、庭に出されていた籠を指さして、好きなものを持って行っていい!というではありませんか?お代は?と言ったら同行していたケニア林業研究所(KEFRI)の担当者が後で払っておく!というので、所長とともに1つずつ有り難く頂くことにしました。

 そして帰りの車の中で、かごに取っ手をつけてカバンみたいに加工できるけどどうする?と聞かれたので、ではお願いします!とあまり期待しないで頼んでみたのでした。そうすると翌日にきちんと革製の取っ手が付いた立派なカバンが届けられて、ビックリ。肩にかけてみると頑丈でちょっと重めで、麻のとげとげしい感じがシャツ越しに伝わってくるのですが、なかなかお洒落だなあと感心しました。もうちょっと洗練したデザインであれば外国人観光客向けのお土産としても販売できるかな?と思ったのですが、皆さんはどう思われますか?