ルワンダのコーヒー業界
2026年10月5日
実はJICAはこれまでの長年ルワンダのコーヒー栽培や販売を支援してきており、その一つがCUP2と呼ばれる技術協力プロジェクトです。残念ながらこの11月に終了予定となっているのですが、ルワンダコーヒーの付加価値を上げるとともに、スペシャルコーヒーという分野に取り組んで、ブランダ戦略に取り組むとともに知名度の浸透と高付加価値の獲得を目指してきている。その一つがBest of Rwanda (BoR)で、今年で第3回目の実施。これまではルワンダのコーヒーといえば、悲劇とか千の丘、ゴリラといったイメージで販売を促進してきたのですが、コーヒーの品種が単一化されておらず、せっかくいい品質が育てられていても特化されずに、他の品種と混合されて売られてしまい、付加価値が埋もれたままの状態だったのです。一方で、ワインのように葡萄が育つ土地や環境を表現するテロワールといった概念がコーヒー栽培にも適応されるようになってきており、ルワンダでも気温や降水量、土壌といった多岐の要因を考慮した高品質のコーヒー豆生産と認証が盛んになってきているところです。


また、これまでは一般のルワンダ人はほとんどコーヒーを飲んでいなかったのですが、ここ数年はキガリ市内にも焙煎所を隣接したカフェやバリスタのいるお洒落なお店も増えており、そこで飲むコーヒーは確かに美味しいのです。今長期専門家で2名が常駐しており、職場でカッピングのコンテストを見せてもらったり、技術会合に参加させてもらったりして、この業界についての動向や今後について議論する機会があり、生産者や業界の声を聞けるのも大変ありがたいのです。もともとコーヒー好きですが、こうやってビジネスが動いている現場にいると、本当に勉強になります。専門家やプロジェクト関係者の邪魔にならないよう、11月下旬まできちんと事務所から支援できるよう頑張りたいと思うこの頃です。

